徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

第百四十八段 四十過ぎの人が、身体に灸をすえる時

四十過ぎの人が、身体に灸をすえる時、三里を焼かないと、のぼせることがある
必ずそこに灸をすえるべきだよ


----------訳者の戯言---------

個人的には、へーそうなの。
としか言いようがない。
お灸なんてしないし。

けど、現代も鍼灸というものがあるんですから、当時はもっと一般的なものだったんでしょうね。

三里というのは、足三里というツボですね。
今も 胃腸の不調、肩こり、疲労回復などに効果ありとされているようです。


【原文】

四十以後の人、身に灸を加へて三里を燒かざれば、上氣のことあり。必ず灸すべし。


検:第148段 第148段 四十以後の人、身を灸を加へて三里を焼かざれば