徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

第二百二十九段 腕のいい工芸職人は、少し鈍い刀を使う

腕のいい工芸職人は、少し鈍い刀を使うというんだ
妙観の刀はそんなには鋭くないのだよ


----------訳者の戯言---------

今回は前段とは逆に、ホンマに?
んなわけないやろ。
って話。

刀は彫刻刀とかのことと思われます。

たしかにいいパソコン使ってもいい文章が書けるわけでもないし、いい仕事ができるわけでもないですからねー。
しかし、戦闘ゲームとかアクション系やってると、いいキーボード、反応のいいPC、モニタなんかは必要ですし。上手い人の場合は。
楽器なんかもいいのは音が全然違いますしね。
調理師さんなんかもいい包丁使います。

私は絵を描くのはマーカーとか、ゲルボールペンで十分。
字は筆ペンでもいいし。
楽器もまあ、どんなのでもいいです。包丁も。
スマホもそこそこ使えたらそれでいい。
どっちにしても私のような凡人は、どんな道具使っても一緒なんですけどね。


【原文】

よき細工は、少し鈍き刀をつかふといふ。妙觀が刀はいたく立たず。


検:第229段 第229段 よき細工は