第二百二十九段 腕のいい工芸職人は、少し鈍い刀を使う
腕のいい工芸職人は、少し鈍い刀を使うというんだ
妙観の刀はそんなには鋭くないのだよ
----------訳者の戯言---------
今回は前段とは逆に、ホンマに?
んなわけないやろ。
って話。
刀は彫刻刀とかのことと思われます。
たしかにいいパソコン使ってもいい文章が書けるわけでもないし、いい仕事ができるわけでもないですからねー。
しかし、戦闘ゲームとかアクション系やってると、いいキーボード、反応のいいPC、モニタなんかは必要ですし。上手い人の場合は。
楽器なんかもいいのは音が全然違いますしね。
調理師さんなんかもいい包丁使います。
私は絵を描くのはマーカーとか、ゲルボールペンで十分。
字は筆ペンでもいいし。
楽器もまあ、どんなのでもいいです。包丁も。
スマホもそこそこ使えたらそれでいい。
どっちにしても私のような凡人は、どんな道具使っても一緒なんですけどね。
【原文】
よき細工は、少し鈍き刀をつかふといふ。妙觀が刀はいたく立たず。
検:第229段 第229段 よき細工は