徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2017-12-30から1日間の記事一覧

第百九十三段 道理をわかってない人が、他人を推し量って

物事の道理をわかってない人が、他人に見当つけてその人の知的レベルがわかった!なんて思っても、それ全然、的外れに決まってるよね 人としては未熟なんだけど、碁を打つことに関してだけは鋭くて上手い人が、賢明なんだけど囲碁に関しては下手な人を見て、…

第百九十二段 神仏にも、人が参詣しない日の夜

神仏にも、人が参詣しない日の夜、参詣するのがいい ----------訳者の戯言--------- 短い…。前の段のつけたし感ハンパない。 【原文】 神佛にも、人の詣でぬ日、夜まゐりたる、よし。 検:第192段 第192段 神仏にも、人の詣でぬ日 神仏にも、人のまうでぬ…

第百九十一段 「夜になったら物の見栄えがよくない」と言う人は、すごく残念

「夜になったら物の見栄えがよくないよな」なんて言う人は、すごく残念だよあらゆる煌びやかな物々、装飾、ハレの場所なんかも、夜が最高に素敵に見えるものなのにさ昼はシンプルで、地味めなスタイルでもOKかもしれないがでも夜は、派手めで華やかな衣装が…

第百九十段 妻というものは

妻というものは、男が持ってはいけないものなのだ「いつも一人暮らしで」なんて聞くと素敵に思うし、「誰だかの婿になった」とか、また「どんなだかの女を迎えて一緒に住んでいる」なんて聞いたら、ガッカリ感ハンパないんだよたいしたこと無い女をいいと思…

第百八十九段 今日は、その事をやろうと思ってても

今日は、その事をやろうと思ってても、予想もしなかった急ぎの用が先にできちゃって、まぎれてるうちに一日が過ぎて、待ってた人は不都合があって来れなくなり、期待できない人が来て、願ってた方面のことはダメで、思いもよらない類のことばっかりかなえら…