徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2017-11-10から1日間の記事一覧

第七十三段 嘘が多い世の中です

世に語り伝えられてる事は、本当のことだと面白くないからなのかな、だいたいはみんな作り話です実際以上に大げさに人は作りごとを言うし、まして、年月が経って、場所も離れてるんだから、言いたいままに語って、それを書面にしちゃうと、すぐにまた定説に…

第七十二段 下品っぽいものとは

下品っぽいものとは座ってるあたりに道具類が多いこと硯に筆が多いこと持仏堂に仏像が多いこと庭の前の植え込みに石や草木が多いこと家の中に子や孫が多いこと人に会って言葉数が多いこと神に奉納する願文に自分の善い行いをいっぱい記載してること 多くて見…

第七十一段 名前を聞いたらすぐにルックスが

名前を聞いたらすぐにルックスがイメージできるようにも思うんだけど、実際に会ったら、事前に思ってたまんまの顔をしてる人っていないよね 昔のお話を聞いて、今の家のこの辺の感じなんかなーと思ったり、人に関しても今いる人でいえばこんな人かなーと思い…