徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2018-01-02から1日間の記事一覧

第百九十七段 定額の女孺

寺々の僧についてだけじゃなくって、定額の女孺というのが、延喜式に書いてあるよすべて、定員が決まっている公務員に共通する呼び方なんだね ----------訳者の戯言--------- 「定額」というのは、ケータイの定額プランとかいうときの定額と、まあ、似てはい…

第百九十六段 東大寺の御神輿が東寺の若宮八幡宮からお戻りになる時

東大寺の御神輿が東寺の若宮八幡宮からお戻りになる時、源氏の公卿たちが参上してて、この殿(久我通基)が近衛府の大将だったんだけど、護衛の者に道をあけるように指示をなさってたのを、土御門相国(土御門定実)が、「神社の前で警蹕(けいひつ=声をか…