徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2017-12-11から1日間の記事一覧

第百五十四段 東寺の門で雨宿りなさってた時

この人(日野資朝)が、東寺の門で雨宿りなさってた時、身体に障がいのある者たちが集まってたんだけど、手も足もねじれ歪んで、反り返って、みんなが不具で、異様なのを見て、様々に比類なき変わり者である、全くもって愛すべき存在だと思って、見守ってら…

第百五十三段 為兼大納言入道が召し捕らえられて

為兼大納言入道が召し捕らえられて、武士たちが取り囲んで六波羅へ連れて行ったんだけど、(日野)資朝卿は一条あたりでこれを見て、「ああうらやましい。この世に生きた思い出は、こんな感じでありたいもんだよねえ」と言われたんだ ----------訳者の戯言--…