徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2017-10-14から1日間の記事一覧

第八段 世間の人の心を惑わすこと

世間の人の心を惑わすこととして、色欲に勝るものはありません人の心というのはほんとに愚かなもんです 匂いなんてすぐ消えてなくなるようなものだし、一時的に衣に香を焚き染めるだけだとわかってるんだけど、その何ともいえない良い匂いに、いつも興奮しち…

第七段 長生きすることありません

あだし野の露が消える時がなくて、鳥辺山の煙がいつまでもなくならない、そんな風に人の命が永遠に続いてしまうんだったら、情緒も深みも何もあったもんじゃないつまらないですよね人生は限りがあるからこそ、いいんです 命のあるものをいろいろ見てればわか…