徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2018-01-13から1日間の記事一覧

第二百十九段 横笛の五の穴は

四条黄門がおっしゃるには「(豊原)竜秋は、笙の道においては最高レベルのプレイヤーだよ。先日来て言うには、『考えが浅くて、きわめて不躾な事ではありますけど、横笛の五の穴は、ちょっとワケわからんとこがある、と、秘かにそう思ってます。それはなん…

第二百十八段 狐は人に噛みつくものである

狐は人に噛みつくものである堀川家のお屋敷で、スタッフが寝ている時に足を狐に噛まれたんだ仁和寺では夜、本堂の前を通る下級の僧侶に、狐が三匹飛びかかって噛みついたので、刀を抜いてこれを防ぎ、その間に狐二匹を突いたのねで、一匹は突き殺したのでも…