徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2017-12-25から1日間の記事一覧

第百七十八段 ある所の侍たちが、御所の内侍所の御神楽を見て

ある所の侍たちが、御所の内侍所の御神楽を見て、人に話してたんだけど「宝剣(草薙の剣)を、あの方がお持ちだったよねー」なんて言うのを聞いて、御簾の内側にいた女官の中のお一人が「別殿に行幸される時は、(宝剣でなくて)昼御座の御剣なんですけどね」…