徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2017-12-19から1日間の記事一覧

第百七十一段 「貝覆い」をする人が

「貝覆い」をする人が、自分の前にある貝を差し置いて、よそを見渡して、人の袖の陰や膝の下まで目を配ってたら、その間に、自分の前にあるのを人に覆われてしまうのだよよく覆う人は、遠くの貝まで無理やり取ろうとしてるとは見えず、近いものばかり覆うよ…