徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2018-01-25から1日間の記事一覧

第二百四十一段 満月はまんまるで

満月はまんまるで、だけどそれは、ほんのちょっとの間もそのまんまじゃなく、すぐ欠けてしまうんだでも注意散漫な人は、一晩のうちにそこまで変わっちゃう様子にだって、気づかないに違いない病気が重くなるときも、少しの間も安定しなくてすぐ進行して、気…

第二百四十段 忍んで会うにも人目がわずらわしくて

忍んで会うにも人目がわずらわしく、暗い中、密やかに会おうにも見張ってる人がたくさんいて、それでも無理してまで通いたい気持ちが、深くしみじみと感じられて、その時々に忘れられないことって多いんだけど、逆にそれが親兄弟に許されて、ただ家に迎えて…