徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2017-12-06から1日間の記事一覧

第百四十一段 悲田院の尭蓮上人は

悲田院の尭蓮上人は、俗姓は三浦の某とか言う、トップクラスの(元)武者なのです故郷の人が来てお話をした時に、「関東人は言ったことが信頼できる。都の人は受け答えだけはいいけど、実体がともなってない」と言ったのを聞いて、上人は、「それはそう思わ…

第百四十段 死んだ後に財産を残すっていうことは

死んだ後に財産を残すっていうことは、知性のある者はしないのだよよからぬ物を蓄え置くのは見苦しいし、いい物だとすると、それにこだわったように見えて、それはそれで哀しいよね莫大な財産を残すのは、ますます残念さ「私がぜひ相続したい」なんて言う者…