徒然草 現代語訳 吉田兼好

徒然草を現代語訳したり考えたりしてみる

吉田兼好の徒然草を現代の言葉で書いたり、読んで思ったことを書いています。誤訳や解釈の間違いがありましたらぜひご指摘ください。(序段---冒頭文から順番に書いています。検索窓に、第〇〇段、またはキーワードを入力していただけばブログ内検索していただけると思います)

2017-11-04から1日間の記事一覧

第五十九段 即そのまま世を捨てて出家すべき

出家して悟りを開きたいと思い立った人は、たとえやらんとあかんことや、やりたいなということがあってその目的を達成してなくても、即そのまま世を捨てて出家すべきなんだよね「もうちょっと、この用事が終わってから」「どっちにしても後で出家するんだか…

第五十八段 仏道を極めようという気持ちさえあれば

「仏道を極めようという気持ちさえあれば、住むところなんか関係ないと思う。家にいて、人と交流したって、来世の往生を願うのに、何か問題あります?」なんて言うのは、まったく来世のことを知らない人ですね実際この世をはかなんで、絶対、迷いの境地から…

第五十七段 和歌のとこが下手だった時は

誰かが語り出した歌物語で、和歌のとこが下手だった時はがっかりだよちょっとぐらいでも和歌の道を知っている人だったら、こんなのダメだと思って披露しないでしょ 何事も、あまり知らない分野の話をするなんてのは笑っちゃうし、聞き苦しいよね ----------…